ZAIを使ってみて…
・高額な理化学機器の購入費用を70%削減
・理科研によるメンテナンスで購入も安心
・購入後も理科研によるマルチベンダーサービスにより安心
・理化学機器を循環させ有効利用できる仕組み

「生物に学び、新しいシステムを創る」を合言葉に新しい科学技術の創造を目指す
東京農工大学大学院 生物システム応用科学府。  

その中で研究室を4年前に立ち上げた鈴木丈詞特任准教授にお話を伺いました。
鈴木特任准教授は、東京農工大学が全国の大学でもトップクラスで進めている
「テニュアトラック制度」に基づくテニュアトラック教員として、
2017年に東京農工大学に着任されました。
自立した環境の元で、日々研究に邁進されています。
着任後、研究開始に至るまでには、研究環境の整備で大きな悩みがあったそうです。

―ZAIの導入の経緯をお聞かせください。
ZAIを始めて知ったのは2019年の2月頃です。
研究機器の購入やメンテナンスのサポートをお願いしている
理科研株式会社の担当の方に紹介して頂きました。

―ZAIを使ってみてどのような印象でしたか?
過去に中古の研究機器を探したことはありますが、インターネット上で研究機器が
まとまって簡単に探せるというのは、今までになく手軽で良いですね。
ちょうど、バックアップ用に探していた研究機器が、
定価の3割ほどの価格で出品されていたので購入し、4月に納品してもらいました。

―ZAIを普段どのように使って頂いていますか?
ZAIをブックマークして、出品されている機器を時々チェックしています。

―購入にあたり、中古であることへの抵抗などはありましたか?
理科研が動作確認をしてくれているとのことで、不安はなかったです。
ただ、実際に使い心地などを自分で確認できると、さらに安心して購入できると思います。

―ご意見ありがとうございます。現在は木更津にある理化学機器専用の環境が整えられた倉庫にて、
ご自身で実際に機器の動作確認して頂くことが可能になりました。

高額な機器を検討する際には、是非事前に使い心地を確認したいですね。
研究では、研究機器に高負荷な環境を作ることもありますので、耐性などの確認も重要です。

―研究室立ち上げ時、どのようにして研究機器を揃えられたのですか?
研究室立ち上げ時は、研究室の掃除から始まりました。顕微鏡も無い状態でしたから、中古品を探したり、
デットストック品などを安価で融通してもらったり、
他の先生のご好意で機器をお借りしたりと、試行錯誤しながらのスタートでした。
研究に使う理化学機器は非常に高価です。
テニュアトラック教員として着任し、スタートアップ用の研究費をサポートして頂きましたが、
それでも機器を自由に揃えられる状況ではありませんでした。
当時ZAIがあれば、もう少し効率的に研究環境を整備できたのでは、と思います。
スタートアップ時の研究環境の整備は、重要な第一歩ですので、ZAIがあると助かる研究者は多いと思います。

―ZAIへの今後の期待を是非お聞かせください。
使わなくなった研究機器を出品できるのも魅力ですね。研究機器の放置はとても無駄ですので。
国立大学の場合、売却した場合の収益の取扱など難しい点はあると思います。
でも理想としては、ある場所で不要になった研究機器を、
他の場所で必要としている研究者に渡るような循環系を構築すべきと感じていますし、
ZAIならそれが実現できるのではと期待しています。

―鈴木先生ありがとうございました。
これからもZAIは全ての研究者がより手軽に研究環境を整えられるよう、引き続きサービス開発を進めて参ります!